2024 Nissan GT-R50 by Italdesign
- 右ハンドル / シリアルナンバー 17
- GT-Rとイタルデザインそれぞれの50周年を記念して限定販売されたモデル
- イタルデザインの職人が一つ一つ丁寧に作り上げる世界50台限定車
- 実際に生産された19台のうちの1台
- GT-RのFIA-GT3仕様のターボチャージャーにより720馬力を発生
「日産 GT-R50 by Italdesign」は、日産とイタルデザインの創立50周年を記念し、2018年に発表されたコンセプトモデルをベースに世界限定50台で製作されたスペシャルモデルである。開発・設計・製造をイタルデザインが担当し、内外装デザインは日産デザインヨーロッパと日産デザインアメリカが手掛けた。
フロントは、車幅いっぱいに広がるブルーのインナーパネルとパワーバルジを備えたボンネットが印象的で、シャープなLEDヘッドライトが空力と造形美を両立。ルーフラインはベースより54mm低く、中央を落とした独特のプロポーションがGT-Rらしい力強さを際立たせる。リアには可変式ウィングと浮遊感のある丸型テールランプを採用し、未来的な印象を与える。
インテリアはGT-R NISMOを基調としながら、カーボンファイバーやアルカンターラ、イタリア製レザーを贅沢に使用。ブルーのアクセントが外装と呼応し、特別な世界観を演出する。ステアリングはカーボン製で、操作性と質感を両立する。
心臓部には、NISMOによる専用チューニングを施した3.8リッターV6ツインターボ“VR38DETT”を搭載。GT3仕様のターボチャージャーや大型インタークーラーにより、最高出力は720psを誇る。強化型デュアルクラッチトランスミッションや専用ビルシュタイン製ダンパー、21インチホイールがそのパフォーマンスを支える。
車体番号は、日産出荷時のモノが消され、新たな車体番号が付与されているこの個体は、ブルーを貴重とした1台で、エンジン部分に装着されるシリアルナンバーが刻まれたプレートには、17と刻印される1台だ。
走行距離は、未登録ということもあり219kmという新車状態。
価格は99万ユーロ(約1億7000万円)。日産の技術力とイタルデザインの美学が融合したこの1台は、GT-Rの未来を体現する究極のコラボレーションモデルである。



























































