1966 Jaguar E-Type
- 4.2L 直列6気筒エンジンを搭載
- 左ハンドル仕様
- 2+2をベースにロードスター仕様にコンバージョン
- エンジンオーバーホール済み
1961年のジュネーブ・モーターショーで華々しくデビューしたJaguar E-Typeは、その後1975年の生産終了までにシリーズ3へと進化し、累計7万台以上を生産。美しいデザインと卓越したパフォーマンスで“史上最も美しい車”と評される名車だ。
中でも、アメリカの安全基準適合前に生産された1961〜1967年のシリーズ1は、最も純粋なE-Typeとして現在も高い人気を誇る。1964年にはエンジンが3.8Lから4.2Lへと拡大され、フルシンクロの4速MTや改良されたブレーキ、内装のアップデートを実施。翌年には2+2ボディが登場し、より幅広い層に支持された。
本車両は、その4.2Lエンジン搭載のシリーズ1 2+2をベースにしたユニークなコンバージョンモデル。ホイールベースはそのままに、ルーフラインをカットし、トランクリッドをロードスター仕様へと変更することで、より伸びやかで流麗なシルエットを実現している。
ベルギーで製作された後、2021年に日本へ輸入。エンジンのオーバーホールに加え、アルミ製ラジエーターやウェーバー製キャブレターへの換装など、実用性と信頼性を高める整備が施されている。
本来のエレガンスを保ちながらも独自の個性を放つ、世界でも稀少なコンバージョンE-Type。コレクションとしても、ドライバーズカーとしても魅力的な、唯一無二の1台だ。







































































