Daihatsu Charade [1981 Rallye Automobile Monte-Carlo #63 Luini Mario / Wyder Michel]
- 1981年ラリーモンテカルロでクラス優勝した個体
- エンジン、ミッション非搭載
1977年に登場した初代ダイハツ シャレードは、フロントに横置き搭載された直列3気筒のCB型 1.0Lエンジンと、やや背の高い2ボックスハッチバックの車体の組み合わせは小ぶりながら優れたパッケージングで、広い室内空間と合理的な駆動レイアウトで、新たな小型車の方向性を打ち出した。
振動特性で実用性に欠け、農業用のディーゼルエンジンなどで採用されていた3気筒エンジンだったが、1Lのコンパクトなガソリンエンジンの最適解としてシャレードに採用された。問題の振動特性を抑えるために、クランクシャフトと平行配置で駆動するバランサーシャフトを追加し、振動は抑制された。
初代のG10型シャレードはデビューイヤーに、ダイハツとしては初じめて、そして唯一の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。新たなベーシックカーの基準になった。
海外でも販売されていたシャレードは、1979年に地元ディーラーからの要請でDRSワークスが参戦、以降3年間に渡り、ハイパワーマシンが活躍する上位クラスではないが、小排気量クラスでのポジションを築いていった。
今回の個体は、そんなラリーで活躍したG10型シャレードの中の1台となる。
この個体も、1979年の優勝車同様に、地元ディーラーからの要請で参戦した車両となるため、ベースは左ハンドル。
出場したのは、1981年のモンテカルロラリー。グループ2の最小排気量クラスでの優勝を飾った個体となる。
全体でも
リアガラスには、日本に凱旋時に、優勝記念として張られたデカールもそのままの状態で残されている。
現在の状況としては、エンジン、ミッション非搭載。書類なども残ってはいないが、日本が世界のラリーで輝いていた時代の歴史の一旦を手にいれることのできるまたとないチャンスだ。
























